2012/01/06

マルセル・ヒルシャーがザグレブで今季3勝目!

ワールドカップ総合ランキング首位に返り咲く

マルセル・ヒルシャーがザグレブで今季3勝目!
〜ワールドカップ総合ランキング首位に返り咲く〜
【2012年01月06日】

アトミックのマルセル・ヒルシャーがクロアチアのザグレブで1月5日に開催された FIS W杯 11/12 スラロームで優勝。過酷な条件にもかかわらず今季3勝目を飾って、ワールドカップ総合ランキング首位を再び奪取した。

気温が零度を上回る中、スリェメの平坦なスロープで、体重70キロの軽量レーサーがハーフタイムのトップの座を獲得できた理由は? アトミックのスキー技術者であるエディ・ウンターバーガーとマルセル・ヒルシャー自身が答える。

「ここでレースをするのは本当に難しかった」とフィニシュ後のインタビューでマルセル・ヒルシャーは答えた。「ほぼ限界で、脱落寸前。このような条件下での唯一の方法はトップスピードを維持すること。そうでなければ、確実に後れを取ってしまう」

ハーフタイムをトップで終えたヒルシャーは、雨で柔らかくなったスリェメのスロープをほとんど魔法か曲芸かと思えるほどの滑りで、セコンドランを10位で終え、0.29秒の差で優勝。二日前に雪の女王となったアトミックのマルリース・シールドと並んで、雪の王者となった。


ひたむきな情熱と完璧なマテリアルの勝利

ドローで1番を引き当てたこと。それが、マルセル・ヒルシャーの今季の好調さを予感させる兆しとなった。6度目のワールドカップで再び総合ランキング首位に立つことができた要因はいくつかあるが、そのひとつはヒルシャーのひたむきな情熱だといえるだろう。ザグレブの荒れたスロープも気にならなかったようで「レース外でも山にいるのが好き。スキーは楽しいし、すべてうまくいっている」と語っている。もうひとつの要因は完璧なマテリアルとたゆまぬ技術革新だ。アトミックのスキー技術者エディ・ウンターバーガーは「ここの過酷な条件にぴったりと合わせてチューニングを施したスキーを10ペア用意して、テストを重ねました。ビーバー・クリークやアルタ・バディアの時とは比較にならないね」と語っている。


ザグレブの男子スラロームの結果

  1. Marcel HIRSCHER (AUT)
  2. Felix NEUREUTHER (GER)
  3. Ivica KOSTELIC (CRO)
  4. Cristian DEVILLE (ITA)
  5. Andre MYHRER (SWE)
  6. Steve MISSILLIER (FRA)
  7. Mattias HARGIN (SWE)
  8. Manfred MÖLGG (ITA)
  9. Jens BYGGMARK (SWE)
  10. Stefano GROSS (ITA)