2012/02/25

ベンジャミン・ライヒ、スーパーGで初優勝

ベンジャミン・ライヒ、スーパーGで初優勝
【2012年02月25日】

クランモンタナ(スイス)のスーパーGでベンジャミン・ライヒが優勝。3位でフィニッシュした昨日のレース後に宣言した通りの結果だった。スキーは昨日と同じ全長213cmのアトミックD2 Race SG。数々の優勝経験のあるベテランのライヒだが、スピード競技での優勝はこれが初めて。ワールドカップのレースで前回優勝してから実に806日ぶりの快挙となった。

あと3日で34歳になるベンジャミン・ライヒがアトミックのスキーを履いて初めてワールドカップに登場したのは16年前。スーパーGでの優勝こそ今回が初めてだが、通算で5830日の間に、374回のレースに出場、11個の世界選手権およびオリンピックでのメダル獲得(うち、世界選手権優勝2回、2個のオリンピック金メダル)という驚異的な成績を残している。今日の快挙は、ワールドカップでの36度目の優勝、90回目の表彰台となる。さらに、ガルミッシュで開催された2011アルペンスキー世界選手権で十字靭帯断裂という大怪我を負ってからの完全復帰を示したレースとして意義深い。

忍耐が鍵

「特別な勝利でした」と、全長2,207メートルのコースで華々しい滑りを見せたベンジャミン・ライヒは言う。「以前のレベルまで体力が回復するまで時間がかかりましたが、自分の我慢強さには我ながら驚きました。スピード競技で勝つことは長年の目標でした。次は、ダウンヒルで勝つことですね」

これに続くプログラムは、日曜日に開かれるジャイアントスラローム、そしてKvitfjell(ノルウェー)に場所を移して開催されるスピード競技。「今季は、あと一歩のところで優勝を逃してしまったことが二回ありました」とライヒは言う。アトミックの若き同僚であるマルセル・ヒルシャー(22歳)に対する対抗意識で闘志満々のように見受けられる。一方のヒルシャーも、日曜日のジャイアントスラロームへの準備に余念がないようだ。