2012/03/05

マルセル・ヒルシャーとアトミック、協力関係の継続を決定

マルセル・ヒルシャーとアトミック、協力関係の継続を決定
【2012年03月05日】

アトミックとマルセル・ヒルシャーが協力関係を2016年まで4年間延長することを決めた。「スキー、ブーツ、ビンディング、ゴーグル、ヘルメット…アトミックに代わる製品を使うことは想像することさえ難しい」と23歳の誕生日を間近に控えたヒルシャーは言う。

「スキーには二通りのやり方があります。ひとつは与えられた用具に自分自身を合わせる。それが普通のやり方です。もうひとつは自分に合わせて作られた用具を提供してもらう…それがアトミックのやり方です」とヒルシャーは、長年にわたる用具サプライヤーとの関係を要約してみせる。ヒルシャーは、用具がこれほど重要で影響が大きいスポーツは他にはないと断言する。「材質のこと細かい点まで常に気にしていますが、完成した製品は精巧な手作業の結果なのです。毎日欠かさず行っているセットアップ向上を目指した作業には、関係者全員が一丸となって携わっています。このチームワークがなければ、僕のレーススタイルでは、絶対に成功は覚束ないでしょう。僕には信頼できるパートナーが必要です、父親と僕自身の関係のような。アトミックの人たちとはまるで家族のような感じで、アトミックという会社そのものとも僕は波長が合っていると思う」

2度の世界選手権とオリンピック、4シーズンのワールドカップ

今回の協力関係の延長は契約交渉がまとまった結果というわけではない。「我々は皆、自分たちが何を欲しているのか明確に分かっており、皆が同じ物を求めているからです」とヒルシャーは語る。アトミックのスキーとブーツ、ビンディング、ゴーグル、ヘルメットを2016年のシーズンまで使い続けることになるが、その間には3つの大きなイベントが待受けている…2013年のシュラートミンク(オーストリア)で開催される世界選手権、2014年のソチのオリンピック、2015年のベイル/ビーバークリークの世界選手権だ。「普段はこれほど先のことまで計画することはないけれど、今回は他の可能性を考えるまでもなく、決めました」とヒルシャーは語る。

スキーに対する情熱を伝える大使

アトミックで何よりも優先され大切にされるもの。それは、スポーツに対する情熱だ。製品のクオリティとプロフェッショナル競技での数十年にわたる実績がその証だ。マルセル・ヒルシャーが人々を感動させるのは彼のレース運びだけではないだろう。彼の話し方から、態度、スポーツへの取り組み方や考え方など、スキーに対するひたむきな情熱が感銘を与えるに違いない。「プロのスキーは単にポイントとタイムがすべてではありません。スキーとはレースが持つ競争という面だけではないはず。数年前になりますが、スポーツとしてのスキーや用具についてなどの情報がほとんど外に出ていないのは残念だし、もったいないと思いました。背景や舞台裏に至るまで、スキーというプロフェッショナル競技の素晴らしさをもっと知ってもらいたい。それこそが、アトミックと僕の共通の願いです」とヒルシャーは語る。