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安藤麻選手W-CUPベストリザルト更新&連続ポイント獲得
コロナ禍で迎えた20/21シーズンのW-CUP。世界中全ての人が生活様式の変化をはっきりと感じとれるくらい大きな出来事となった1年を過ごしていますが、これはW-CUPシーンにおいても、アスリートたちにとってももちろん例外ではありません。大幅なスケジュールの変更や無観客レースなど、選手にとってはモチベーションを保ち、ピークをピンポイントで合わせるのが非常に難しいシーズンとなっていることは言うまでもありません。
そんな中、海外に残りW-CUPという大舞台で孤軍奮闘している日本人選手が安藤麻選手です。
年末の12月29日にオーストリアのSemmeringで開催されたW-CUP女子SL第3戦では、1本目こそ30番ギリギリで2本目にクオリファイしたものの、2本目1番スタートの好条件を活かし15位までジャンプアップ。安藤選手自身が持つW-CUPのベストリザルトを更新しました。2本目だけでいえば全選手中5番手のタイムで、今以上のリザルトを残せる期待を感じさせてくれます。
12月のメールマガジン でもご紹介しましたが、安藤麻選手は開幕から3戦終了時に自身をこう振り返っています。
以下安藤選手コメント
Levi、Lechでの計3レースが終わりました。
Leviでは中盤以降の急斜面、
結果に対して落ち込みもしましたが、自分の滑りの課題点、
自分のやりたい事を慌てず冷静に思い切ってレースで表現する事が
今のところは12月以降もレースはある予定なので、
以上
シーズン序盤、区間タイムは悪くないもののなかなか結果を出せないことは、本人自身が一番精神的に苦しい状況だったのではないかと、安藤選手のコメントからも感じとることができます。
しかしながら、自己分析がしっかりとできていた安藤選手。焦ることなく着実に、確実に滑りの質を向上させていったのが今回の結果へ繋がったのではないでしょうか。
そして、こんな時だからこそ、安藤選手の成長を見続けている工藤昌巳コーチの精神的支えも大きいと感じています。
長きに渡り一貫性を持って安藤選手の指導にあたる工藤コーチ。工藤コーチだからこそ見える安藤選手の明確な課題。ようやく二人三脚で地道に歩んできた努力が、結果として成果として今回の明るいニュースに繋がったと思っています。
※写真は安藤選手自身のBLOGより
まだまだシーズン序盤。
安藤選手にとってはスタートシードを上げるチャンスのシーズンとなっています。
これからも応援よろしくお願いします。
安藤選手が自身の言葉で喜びをお届けするBLOGもぜひご覧になってください。
https://ameblo.jp/passion424asa/