FAQs
If you have a question for us, there’s a chance you might find the answer here waiting for you...
折りたたみ可能なコンテンツ
保証・修理
製品保証は、どのような時に受けられますか。
ご購入日から起算して2年以内に、製品の製造上または素材に欠陥があった場合は、交換もしくは修理をいたします。
製品保証には、購入日・販売店名が記載された保証書が必要になります。スキー板、ブーツ、ビンディング以外の保証書が付属しない製品の場合は、レシートなどの購入履歴が必要になりますので、大切に保管してくださいますようお願いいたします。
詳しくは、アトミックウインタースポーツ用品保証規定をご確認ください。
検品・修理は、どのように依頼したらいいですか。
お手数ですが、購入店へお持ち込みください。スキー板、ブーツは、アトミックメンバーズサイトから製品登録をしていただければ、オンラインで弊社サービスセンターに直接修理依頼をすることもできます。製品登録には、保証書に記載されている製品登録番号が必要になります。
販売店へお持ちいただく際の交通費、サービスセンターへの送料などは、お客様のご負担になりますことはご了承ください。
製品登録方法について教えてください。
まず、アトミックメンバーズサイトで会員登録をお願いいたします。登録済みの方は、ログインしてください。
製品登録に進み、購入されたモデルを選択し、保証書に記載されている製品登録番号やサイズ、購入店などの情報を入力していただければ完了です。
製品登録特典として、ファクトリーチューンナップや、パーツ購入が20%OFFでご利用いただけます。
購入店に製品を持ち込むことができない場合は、どうしたらいいですか。
転居された、購入された販売店が遠方など、購入店にお持ち込みいただくことが難しい場合は、お近くのアトミック取扱店に相談していただくか、アトミックメンバーズサイトの「お問い合わせ」からご相談ください。
保証書を紛失してしまったのですが、再発行はできますか。
保証書の再発行はいたしませんので、大切に保管してください。保証書が無い場合でも、修理可能な状態であれば有償修理はできますので、購入店にご相談ください。
インターネットオークションや中古販売店などで購入した製品は、保証や修理を受けることができますか。
保証、修理は、アトミック取扱店にてお求めいただいた一次購入者であるお客様のみの対応とさせていただいております。
古いモデルの修理はできますか。
製品やパーツは、素材の経年劣化が避けられませんので、修理用パーツの保有期間は販売年度から5年を基準としております。5年以上前の製品の修理は、受け付けできない場合もございますが、安全にウインタースポーツをお楽しみいただくために、ご理解くださいますようお願いいたします。
スペアパーツ
スペアパーツを購入したいのですが、どのように依頼したらいいですか。
アトミック取扱店からご注文をお願いいたします。一部のブーツ用パーツは、アメアパーツセンターのオンラインショップで購入できるものもございます。お客様ご自身でパーツの交換、取り付けが難しい場合は、アトミック取扱店からご注文していただくことをお勧めいたします。
ご購入していただいたスキー板、ブーツをアトミックメンバーズサイトで製品登録をしていただいた方には、アメアパーツセンターのオンラインショップでご注文いただく場合に限り、メンバー価格(通常価格から20%OFF)で販売させていただきます。なお、その際にはお手数ですが、アトミックメンバーズサイト内の「製品登録確認」ページで発行しているクーポンコードを取得してからご注文ください。
ビンディングのパーツは、オンラインストアから直接購入できますか。
ビンディングのパーツ交換やパーツ取り付けは、安全のためにもS-B-B(Ski-Binding-Boots)認定整備技術者による調整、確認が必要なため、オンラインショップでは販売しておりません。アトミック取扱店からご注文してくださいますようお願いいたします。
使用している製品と全く同じパーツは購入できますか。
スペアパーツの中には、製品に使われているものと同じパーツもありますが、多くは共有パーツのため、カラーやデザインが異なります。機能的には問題ございませんので、ご理解くださいますようお願いいたします。
古い製品用のパーツは販売していますか。
製品やパーツは、素材の経年劣化が避けられませんので、パーツの保有期間は販売年度から5年を基準としております。安全にウインタースポーツをお楽しみいただくために、ご理解くださいますようお願いいたします。
スペアパーツには無いパーツも販売していますか。
スペアパーツに無いパーツは、販売しておりません。修理対応が出来る場合もありますので、購入店に相談していただくか、アトミックメンバーズサイトの「お問い合わせ」からご相談ください。
スキー修理
スキーが曲がってしまいましたが、修理はできますか。
トップやテール付近の僅かな曲がりであれば、修理ができるケースがございます。サービスセンターにて状態を確認させていただき、修理の可否を判断いたしますが、曲がり修理は作業中に板が折れる可能性があることはご了承ください。
スキーが剥離してしまいましたが、修理はできますか。
修理が可能なケースは多くはありませんが、剥離箇所や程度によって、修理ができる場合はございます。接着面が剥がれている状態であれば、再度接着できることもありますが、衝撃などで心材が割れていると修理ができません。
サービスセンターにて状態を確認させていただき、修理の可否を判断させていただいます。
トップシート(表面)の傷は、修理ができますか。
スキーは、エッジで傷が付くことを考慮して造られていますので、浅い傷であれば、そのまま使用していただいて大丈夫です。深い傷の場合は、範囲が広くなければ、エポキシ系樹脂で埋める修理を行います。修理箇所の色は、元の色にはなりませんのでご了承ください。
滑走面の傷は、修理ができますか。
傷の状態にもよりますが、大抵の傷は修理することができます。専用の補修材を溶かして傷を埋めて、余分な部分をフラットになるまで削る作業となりますので、通常はチューンナップに出していただくことをお勧めしております。アトミックのファクトリーチューンナップは、傷の補修作業も含まれています。
下地が見えるほどの深い傷の場合は、滑走面の切り貼り作業が必要になることもございます。サービスセンターにて状態を確認させていただき、修理の可否を判断させていただいます。
滑走面が白く毛羽立ってしまっていますが、直すことはできますか。
滑走面の状態にもよりますが、チューンナップに出していただければ、滑走面を研磨する工程で、毛羽立った表面はある程度削り取ることができますので、滑走性は良くなります。
スキーの滑走面は、滑走中に雪面との摩擦やエッジングの圧力がかかっています。滑走面はポリエチレンで製造されており、ワックスはポリエチレン分子の非結晶部分の微細な隙間に染み込みます。ワックスが適度に塗られていないまま摩擦が加わると、その部分が毛羽立ってしまい、滑走性が損なわれてしまいます。
良く滑るスキーはターンもスムーズに行えますので、いいコンディションを保つために、チューンナップに出した後は定期的にワックスを塗ることをお勧めいたします。
トップのキャップ(プロテクター)が脱落してしまいましたが、修理はできますか。
キャップとスキートップ部分に破損や変形がなければ、修理は出来ます。キャップが破損している場合、紛失した場合は、スペアパーツがあれば、修理は可能です。
トップのキャップは、スキーのプロテクション機能もありますので、スキーの破損を防ぐためにも、外れたまま使用し続けることは避けていただき、修理をすることをお勧めいたします。
サーボテック、ダブルデックのスクリューが脱落してしまいましたが、修理はできますか。
スキー側の穴に破損がなく、スクリューや一緒に脱落したパーツがあれば、修理は可能です。スクリューやパーツを紛失してしまっても、サービスセンターに修理用パーツがある場合がございます。
スクリューは規定のトルクで取り付けてありますので、緩めたり、取り外したりしないようにお願いいたします。
スキーその他
スキーは、そのまま滑走できる状態で出荷されていますか。
アトミックスキーは、工場の最終工程で、そのまま滑走できる状態に仕上げて出荷されています。
滑る場所のコンディションに合わせてワクシングしていただければ、より滑走性は高められますし、チューンナップに出して、好みの仕上げにする方もいらっしゃいます。
出荷時のエッジの角度を教えてください。
モデルによって設定角度が違いますので、それぞれのサイド側、ベース側の角度を目安として参考にしてください。
REDSTER FIS / RS / JR
サイド側:87.5度±0.5度
ベース側 Race SL:0.5度±0.3度
ベース側 Race GS / JR:0.8度±0.3度
ベース側 Race SG:1.0度±0.3度
REDSTER、REDSTER i / X
サイド側:87.5度±0.5度
ベース側:0.8度±0.3度
その他のオールマウンテン、BCモデル
サイド側:87.5度±0.5度
ベース側:1.0度±0.3度
キッズモデル
サイド側:87.5度±0.5度
ベース側:1.3度±0.3度
スキーは、どのように保管すればいいですか。
よく乾かしてから、高温多湿の場所を避けて保管してください。滑走面の汚れを落とし、ウエスなどでエッジを拭き、素手で触らないようにして、ワックスをかけて保管すると、滑走面の保護ができ、エッジも錆びにくくなります。チューンナップに出す予定がある場合は、そのまま保管できる状態になりますので、シーズン前ではなく、シーズン終了後に行うことをお勧めいたします。
ワクシングはした方がいいですか。また、どのように行えばいいですか。
ワクシングには、アイロンを使用するホットワクシング、スプレーやパッドで塗る簡易タイプのもの、固形ワックスを擦り付けて塗る方法、ショップやスキー場などで受け付けているマシンによるワクシングなど、さまざまな方法があります。
ワックスを塗らずに滑り続けると、滑走性が損なわれるだけではなく、滑走面が傷みますので、簡易タイプのものでもワクシングをすることをお勧めいたします。滑走面が、ワックスが抜けて白っぽくなってしまう前に、ワクシングすることが望ましいです。
チューンナップ用品の取り扱いがある販売店にて、ワックスやワクシングに必要な用具について相談してみてください。
チューンナップはした方がいいですか。どのような頻度で行えばいいですか。
どのようなコンディションで滑るか、滑走日数や距離、滑り方にもよっても変わってきますが、滑走面は滑走中の雪面との摩擦で傷みますし、エッジも次第に丸まってしまいます。滑走性が悪くなった、エッジの雪面の捉えが甘くなったと感じるようになりましたら、チューンナップに出すことをお勧めいたします。
チューンナップには、仕上げや工程により、いくつかのコースがありますから、アトミック取扱店やチューンナップショップで相談してみてください。
アトミックサービスセンターでもファクトリチューンナップを受け付けております。アトミックメンバーズサイトにて製品登録をしていただいた方は、オンラインで申し込みができますのでご検討ください。
ブーツ修理
シェルがひび割れてしまいましたが、修理はできますか。
ひび割れが小さく、シェルが薄い箇所で、シェルの素材の劣化が比較的進んでいない年式のブーツであれば、修理ができる場合もございます。修理はシェルと同じ素材を用いて、ひびが入った部分を溶接のように補修します。
ブーツの着脱の際に、ロワシェルの合わせの部分が交差したり、インナーのタンが挟まったりすると、割れの原因になります。レース用など一部の上級モデルでは、レース付きのインナーを履いた状態でシェルの着脱をする方もいらっしゃいますが、シェルに無理な力がかからないように気を付けていただければ、シェルの割れやインナーの傷みを軽減させることができます。また、アッパーシェルの第3、第4バックルの締め方が緩めで、脛部分の前傾が強めの方は、アッパーシェルがロワシェルに接する部分に過度な負担がかかってしまいます。シェル割れの予防のためにも、使用方法に気を付けてくださいますようお願いいたします。
ソールパッドが破損してしまいましたが、修理はできますか。
ソールパッドがスクリューで取り付けられているモデルで、交換用パーツがあり、シェルの素材の劣化が比較的進んでいない年式のブーツであれば、修理は可能です。ソールパッドが割れるケースの多くは、素材の経年劣化が原因であり、見た目には問題がなくてもシェルの劣化も進んでいます。製造から5年以上経過したブーツは、修理ができない場合がございますが、安全にスキーを楽しんでいただくためにもご了承ください。
バックルが破損してしまいましたが、修理はできますか。
ご使用していただいている製品と全く同じカラーやデザインのバックルが無い場合もありますが、シェル側に破損がなければ修理は可能です。
一部の上級モデルは、直ぐに交換できるようにバックルがスクリューで取り付けられていますので、スペアパーツを購入していただければ、サービスセンターに修理に出していただかなくてもバックル交換ができます。スペアパーツは、アトミック取扱店から注文していただくか、アメアパーツセンターのオンラインショップでも販売しております。
パーツを紛失してしまいましたが、修理もしくは購入することはできますか。
スクリューで取り付けられているパーツの多くは、スペアパーツで販売されています。スペアパーツに無いものでも、修理対応ができる場合がありますので、アトミック取扱店もしくはアトミックメンバーズサイトの「お問い合わせ」からご相談ください。
カントや前傾、フレックスなど調整できる箇所のパーツは、スクリューで取り付けられています。また、上級モデルを中心にバックルやパワーベルトなども、直ぐに交換できるようにスクリューで取り付けられています。ブーツには滑走中に強い力がかかりますし、振動や水分、汚れなどにより、スクリューが緩んでしまうことがありますので、定期的な確認、増し締めをしてくださいますようお願いいたします。
シェルの中敷きが割れてしまいましたが、修理もしくはパーツ販売はしていますか。
シェルの中敷きは、フットベッドやブーツボードと呼ばれるパーツです。フットベッドが割れてしまった場合は、修理ができませんので、パーツを交換することになります。販売年度から5年以内のモデルのフットベッドは、全てではありませんがパーツ販売をしております。パーツ販売をしていないものでも、修理対応用のパーツがある場合がございますので、アトミック取扱店もしくはアトミックメンバーズサイトの「お問い合わせ」からご相談ください。
取り出したインナーをシェルに戻す際に、フットベッドがシェルの中でずれているままインナーを入れてしまうとフットベッドが割れる原因となります。また、レース用など一部の上級モデルでは、レース付きのインナーを履いた状態でシェルの着脱をする方もいらっしゃいますが、シェルの中でフットベッドがずれたまま履いてしまうと割れてしまいます。お取り扱いに気を付けてくださいますようお願いいたします。
ブーツその他
ブーツは、何年くらい使用できますか。
スキーブーツのシェルは、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリアミドなどのプラスチック成型品であるため、素材の劣化は避けられません。素材自体の経時変化や紫外線、水分、繰り返しかかる負荷など、複合的な要因で劣化していきます。
定期的にひび割れや損傷個所がないかご確認ください。また、ご使用前に履いてスキー動作を繰り返してみて、異常がないかもお確かめください。
シェルの素材、使用状況や使用頻度、保管方法などにもよりますが、安全にスキーを楽しんでいただくためにも、ご使用は製造から5年を目安にしていただくことをお勧めいたします。
ブーツは、どのように保管すればいいですか。
よく乾かしてから汚れを落とし、バックルを軽く締め、ビニール袋などで密封せずに、高温多湿の場所を避けて保管してください。
長期間保管する前には、インナーを取り出して、直射日光が当たらない、風通しのよい場所で十分に乾燥させることをお勧めいたします。
汚れは、柔らかい布で水拭き、もしくは乾拭きしていただき、溶剤は使用しないでください。
稀に、ブーツバッグの色がシェルに移染するケースがありますので、お気をつけください。
シェルが変色してしまいましたが、劣化でしょうか。まだ使用できますか。
シェルの変色は、素材自体の経時変化や紫外線、水分などが主な要因となりますので、劣化によるものです。使用状況により、製造から年数がそれほど経過していなくても僅かに変色する場合がありますので、使用できる状態のものもございます。
製造から5年以内であっても、シェルの表面が白濁している、べたついているなど、著しい変化がある場合は、劣化が進んでいる可能性がありますので、ご使用を控えていただき、アトミック取扱店にご相談ください。
シェルの素材や色、使用状況や使用頻度、保管方法などによっても変色の度合は変わりますが、安全にスキーを楽しんでいただくためにも、ご使用は製造から5年を目安にしていただくことをお勧めしております。
ブーツ内部が浸水で濡れてしまうのですが、対処方法はありますか。
ブーツは防水ではありませんので、湿雪などの雪のコンディションやバックルの締め具合などにより、内部に水が入ることはございます。バックルやキャッチャーの取り付け箇所からも、僅かですが水分は侵入してしまいます。また、ブーツの中でかく汗も濡れる要因のひとつとなります。
ロワシェルの重なる部分に隙間が出来ないように、ある程度の強さでバックルを締めていただき、滑走後はインナーを取り出して乾かすことをお勧めいたします。
レース用など一部の上級モデルは、シェルのフィット感を高めるために、ロワシェルのオーバーラップ部分にラバーのシールが付いていないものがありますが、性能重視で設計されていますので、ご理解くださいますようお願いいたします。
浸水がかなり酷い場合は、購入店もしくはアトミックメンバーズサイトの「お問い合わせ」からご相談ください。
ブーツのインナーは、購入できますか。
製品と同じインナーは、販売しておりません。REDSTER用のフォーミングインナーのみ、インナー単体で販売しております。インナーブーツメーカーもありますので、購入店に相談してみてください。
ブーツを買い替えようと思っていますが、スキーはそのまま使えますか。
スキーとセットで販売されているシステムビンディングが付いた製品であれば、全てのサイズに調整が可能ですから、ブーツが代わってもご使用いただけます。また、ビンディングがスキーにスクリューで直接取り付けられている製品でも、約30mm(±約15mm)ほど動かせますので、ブーツサイズが大きく変わらなければ調整できるケースが少なくありません。
また、ブーツとビンディングには、それぞれ数種類のISO規格がありますので、お使いのスキーに取り付けられているビンディングと互換性がある規格のものでないと使用できませんから、必ずスキーをアトミック取扱店に持参してブーツをお選びください。
カント調整用のレンチは、販売していますか。
パーツ(AZE001250 / \550)として販売しております。アトミック取扱店から注文していただくか、アメアパーツセンターのオンラインショップでもお求めいただけます。
カントパーツのスクリューは、トルクスという規格でサイズはT30となります。工具メーカーからも精度が高く、ラチェットが付いたレンチも販売されています。
カントのヒンジ部分には、滑走中に強い力がかかりますので、調整後はしっかりスクリューを締めてくださいますようお願いいたします。ブーツのカント調整は、購入店で行っていただくことをお勧めいたします。
ブーツのソールに取り付けるリフターは、どのような効果がありますか。
レース用のREDSTERは、リフターが取り付けられるような設計になっています。ブーツのソールの厚みを増すことにより、エッジングの際により強く雪面を捉えることができるようになります。しかし、エッジグリップが強くなると体への負担が増えますので、効果を出すためには、高い技術やパワーが必要になります。
リフターを取り付けるには、ブーツのコバ(ビンディングにはまる部分)を削らなければなりませんので、取り付けた後に取り外すことができなくなります。また、リフターの取り付け作業は、ブーツの加工に該当しますので、製品保証の対象外になりますので、購入店でよく相談していただき、慎重に決めてくださいますようお願いいたします。
通信販売で購入したブーツのメモリーフィットをやってもらえるところはありますか。
メモリーフィットをご希望の場合は、対応が可能な販売店で購入することをお勧めしております。持ち込みのブーツのメモリーフィットを行ってもらえるかどうかは、販売店によって方針が異なりますので、直接アトミック取扱店にお問い合わせください。
ビンディング修理
ブレーキが変形してしまいましたが、修理はできますか。
ビンディング解放時に雪面に接するアーム部分の曲がりは、ブレーキを交換しなければなりません。パーツがあるモデルであれば、修理は可能です。
アームが変形したままでは、ブレーキの機能が損なわれますので、ご使用はお控えください。
ブレーキのペダル(ブーツで踏む部分)が破損してしまいましたが、修理はできますか。
パーツがあるモデルであれば、ブレーキを交換する修理は可能です。しかし、プラスチック製のペダル部分の破損は、多くの場合、素材の劣化によるものです。製造から5年以上経過したビンディングは、他の部分も劣化している可能性がありますので、修理ができない場合がございますが、安全にスキーを楽しんでいただくためにもご了承ください。
また、ブーツの底に付着した雪や氷を落としてから、ビンディングに装着するようお願いいたします。
AFD(Antifriction Device)が破損、脱落してしまいましたが、修理はできますか。
AFDはパーツがありますので、取り付け部分に損傷が無ければ、修理は可能です。AFDは、ビンディングが解放する際に、ブーツの底がスムーズに動くように摩擦を軽減するパーツです。破損していなくても、表面に深い傷がある場合は、交換した方がいいケースもございますので、アトミック取扱店で確認していただくことをお勧めいたします。
また、ブーツの底に付着した雪や氷、土や小石などの汚れを落としてから、ビンディングに装着するようにお願いいたします。
解放値の目盛りが動かなくなってしまいましたが、修理はできますか。
内部が破損していることも稀にありますが、スクリューを最小解放値より緩めてしまい、インジケーターを動かすパーツが外れてしまっていることが多いです。緩めすぎが原因であれば、修理ができるケースがございます。サービスセンターにて状態を確認させていただき、修理の可否を判断いたします。
安全のためにもS-B-B(Ski-Binding-Boots)認定整備技術者による取り付け、調整をしたビンディングを、お客様ご自身で調整することはお勧めしておりません。
ビンディングその他
スキー、ビンディングを買い替えようと思っていますが、ブーツはそのまま使えますか。
ビンディングとブーツには、それぞれ数種類のISO規格がありますが、お使いのブーツと互換性がある規格のビンディングであればご使用いただけます。
ブーツの規格の確認、ビンディングの取り付け、調整に必要となりますので、ブーツを持参していただき、アトミック取扱店でご相談ください。
ブーツを買い替えようと思っていますが、ビンディングは調整して使えますか。
ビンディングにより稼働範囲は異なりますが、スキーとセットになっているシステムビンディングの製品は、全てのサイズに調整が可能です。また、スキーにスクリューで直接取り付けられている稼働範囲が狭いビンディングでも、約30mm(±約15mm)ほど動かせますので、ブーツサイズが大きく変わらなければ調整できるケースが少なくありません。
また、ブーツとビンディングには、それぞれ数種類のISO規格がありますので、お使いのビンディングと互換性がある規格のブーツを選んでいただかなくてはなりませんから、必ずスキーをアトミック取扱店に持参してください。
ジュニア用ブーツに合うビンディングを教えてください。
アトミックのジュニア用ブーツは、サイズによりチルドレン規格(21.5cm以下)とアダルト規格(22.0cm以上)に分かれています。アトミックのジュニア用ビンディング(解放値が2以下)は、どちらの規格のブーツでもご使用いただけます。また近年、ジュニア用ブーツにも新たな規格のソール(GRIP WALK)の製品もあり、互換性が複雑になっておりますので、アトミック取扱店でご相談ください。
SHIFTビンディングのトウロックレバーがロックしない、もしくは歩行中に下がってしまいますが、対処方法はありますか。
SHIFT 13/10 MNCは、気温が低く、結晶が細かい雪のコンディションではレバーがロックしにくくなる場合がございます。Ski ModeとWalk Modeの機能を備えた構造上、トウのウイングを開閉する際に動くピストンとハウジングの隙間やレバーの軸付近に細かい雪が入ることが避けられないためです。このような症状が出た場合は、ブーツを装着せずにSki ModeとWalk Modeを数回切り替えてウイングを動かしたり、レバーを押し下げてウイングが最大に開くところまで広げたりするなど、トウピースを動かして中に入った雪を散らすように試みてください。また、内部のグリースが減っていると症状が出やすくなりますので、購入店にて定期的なメンテナンスを実施してくださいますようお願いいたします。
歩行中にレバーが下がってしまうことを軽減するパーツ(L41636600 / Toe Window \1,100)もございますので、アトミック取扱店にご相談ください。
SHIFTビンディングのブレーキが歩行に下がってしまいますが、対処方法はありますか。
SHIFT 13/10 MNCは、ヒールのレバーをSki ModeからWalk Modeに切り替えて踏み込むだけで、ブレーキが上がった状態に出来る構造となっております。そのため、歩行中にスキーでブレーキのアームを踏んでしまうとブレーキが下りてしまいます。ブレーキを踏まないようにハイクしてくださいますようお願いいたします。
ブレーキが下りたまま歩行を続けると、ブレーキの破損や外れが起こりますので、ご注意ください。
また、ブレーキをスキーで踏んでいないのに下がってしまう場合は、ブレーキが変形している可能性がありますので、アトミック取扱店にてビンディングの確認をお願いいたします。
ビンディングが変色してしまいましたが、劣化でしょうか。まだ使用できますか。
樹脂パーツの変色は、素材自体の経時変化や紫外線、水分などが主な要因となりますので、劣化によるものです。使用状況や使用頻度により、製造から年数がそれほど経過していなくても変色する場合がありますので、使用できる状態のものもございます。
製造から5年以内であっても、外観に著しい変化がある場合は、劣化が進んでいる可能性がありますので、ご使用を控えていただき、アトミック取扱店にて製品の状態の確認をお願いいたします。
また、樹脂パーツは、塗装されているものと塗装無しで素材の色そのままのものがあり、塗装されていない部分は、保管状況により、表面が白っぽく変色することがございます。柔らかい布で乾拭き、もしくは水拭きをしていただくと解消する場合があります。
ビンディングは、どのように保管やメンテナンスをすればいいですか。
よく乾かしてから汚れを落とし、高温多湿の場所を避けて保管してください。汚れは、柔らかい布で乾拭き、もしくは水拭きしていただき、溶剤や高圧の水噴射は使用しないでください。
安全にスキーを楽しんでいただくために、シーズン毎に1回など、定期的に購入店にてビンディングの状態の確認、メンテナンスを実施してくださいますようお願いいたします。
ヘルメット・ゴーグル・プロテクター修理
プロテクターの面ファスナーの接着が弱くなってしまいましたが、修理はできますか。
面ファスナーの交換修理は、行っておりません。面ファスナーは、フック状に起毛された面とループ状に密集して起毛された面とを押し付けて貼り付くようになっている構造上、使用しているとループがフックによって損傷し、吸着力が落ちてくる消耗パーツですが、ATOMIC社の推奨使用期間(3年ごと、少なくても5年、または60日の使用)の耐久性を考慮して採用する面ファスナーを選定しています。
プロテクターに採用している面ファスナーは、フックが樹脂成型されたもので、ループの損傷が少なく、軽い力で剥がすことができ、それでいて接着時の引張剪断強度が高い高機能なタイプとなっております。ブーツのパワーベルトに使われていることが多い、フックが細くループが長いタイプの剥離強度が高い面ファスナーとは種類が異なりますので、着脱の感覚も違ってまいります。
ご使用の際は、面ファスナーの性能を維持するためにも、必要以上に接着、剥離を繰り返さないようにお願いいたします。
ヘルメット・ゴーグル・プロテクターその他
ヘルメットの耐用年数、使用期限はありますか。
シェル、衝撃吸収材、インナーなどの素材の特性上、経年劣化は避けられませんので、安全にスキーを楽しんでいただくためにも製造から5年を目安に交換していただくことをお勧めしております。
製品の製造日は、箱に添付された商品ラベル、インナーとシェルの間の衝撃吸収材に添付されたラベルに記載されています。
また、ご使用前には、シェルに凹みやひび割れが無いか、ストラップにほつれが無いかなど、ご確認をお願いいたします。
外観に異常が無い場合でも、一度衝撃を受けたヘルメットのご使用はお控えください。
プロテクターの耐用年数、使用期限はありますか。
衝撃吸収材などの素材の特性上、経年劣化はさけられませんので、安全にスキーを楽しんでいただくために、3年ごと、または60日の使用、製造から5年を目安に交換していただくことをお勧めしております。
製品の製造日は、袋に添付された商品ラベル、プロテクターの内側に付けられたラベルに記載されています。
また、ご使用前には、生地の裂けや縫製のほつれ、パッドに亀裂が無いかなど、ご確認をお願いいたします。
外観に異常が無い場合でも、一度衝撃を受けたプロテクターのご使用はお控えください。
ゴーグルが曇るのですが、対処方法はありますか。
ダブルレンズのゴールでも、気象状況や使用状況によっては、曇ることがございます。特に降雪時に、発汗などでゴーグル内の湿度や温度が上がると曇りやすくなります。ゴーグルを持ち上げて内部に外気を入れたり、滑ることでベンチレーションから風が入る状況にするなど、使用方法により、ある程度防ぐことは可能です。
また、レンズの内側には防曇効果があるコーティングがされていますので、曇りを拭き取る際は、柔らかい布で擦らずに押し付けるように水分を取るようにお願いいたします。
ゴーグルのダブルレンズの間が曇ってしまいましたが、対処方法はありますか。
ダブルレンズの間が曇ってしまった場合、残念ながら対処方法はございません。ダブルレンズの間に隙間ができ、水分が侵入してしまっている可能性が高いです。荷物の運搬中や転倒などで力がかかってゴーグルが歪んでしまったり、経年劣化により隙間ができたことなどが考えられます。しかし、稀に製品に不具合がある場合もございますので、使用し始めて直ぐにダブルレンズの間が曇ってしまった場合は、購入店にご相談くださいますようお願いいたします。
アトミック・ビンディングリコール対策終了に関して
アトミック・ビンディングの一部のモデルにおいて不具合が生じ、誤解放を招く恐れがあるとの判断から、2008 年12 月22 日に経済産業省に届け出を行い、日本国内において対象となるスキービンディングのリコール対策作業を実施しておりましたが、該当商品が店頭販売終了から法的規定期間に達するに至り、2020年4月30日をもちましてリコール対策作業を終了させていただいております。
弊社では、アトミック製品の品質向上のため、今後とも一層努力する所存ですので、引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。